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October 20, 2021

Xpect InxがNanoscribeシステム用のバイオプリンティング材料を発売

Xpect Inx bioinks
私たちのパートナーであるXpect-Inx®の新製品N100シリーズは、Nanoscribeの微細加工システム用に特別に設計された3つのプリンティング材料、ハイドロゲル、生分解性フォトレジストから構成されています。このバイオマテリアル・プリンティング材料は、組織工学や再生医療への応用が期待されています。

ベルギーのゲント大学のスピンオフ企業であるXpect Inx®社は、細胞培養、組織工学、再生医療、生物学などの幅広い分野での応用が期待される高精度3D微細加工用のハイドロゲルと生分解性フォトレジストを含むN100シリーズを発表しました。N100シリーズのプリンティング材料は、すべてNanoscribe社の微細加工システム用に特別に設計されています。

ポリマーやバイオマテリアルの学術研究で数十年の経験を持つXpect Inx社は、バイオプリンティング材料を開発しています。同社の製品ラインナップにおける新しいN100シリーズには、Nanoscribeの高精度3D微細加工システム専用の3つのバイオプリンティング材料が含まれています。

  • ハイドロゲルであるHydrobio INX N100は生分解性を持ち、細胞間相互作用のある材料を造形することができます。そのため、自然の細胞外マトリックスに類似した組織を用いた組織工学に最適です。
  • ハイドロゲルであるHydrotech INX N100は、機械的に堅牢で、ハイドロゲルのソフトな特性を必要とする高度なライフサイエンスのアプリケーションに最適です。
  • 生分解性ポリエステルであるDegrad INX N100は、弾力性に優れ、柔軟なプリンティング材料を必要とする組織工学やライフサイエンス分野のアプリケーションを推進するための最適な選択肢です。

これらの高品質なバイオプリンティング材料はすべて、組織工学と再生医療を臨床に一歩近づけるものです。Nanoscribeの材料責任者であるDr. Alexander Quickは、「新しいXpect Inx N100シリーズは、Nanoscribe微細加工システムを用いたバイオアプリケーションにおいて、直ぐに使える新たな可能性をもたらします。Hydrobio INX N100で作成した3D造形マイクロウェルは、それを用いた我々の最初の内部細胞培養実験で完璧に機能し、培養細胞はこの造形物を自然環境として受け入れました」と、新しいバイオマテリアルの可能性を述べています。

N100シリーズのさらなる詳細情報にご興味がおありですか?

Nanoscribeがライフサイエンス用途に特化したフォトレジストを提供していることをご存知ですか?非細胞毒性で自家蛍光の少ないIP-Visioと、ソフトで柔軟な高弾性構造用の生体適合性IP-PDMSにより、ライフサイエンス、細胞&組織工学用に特別に開発されたフォトレジストを提供します。

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