創業18年目にして、Nanoscribeはシステム販売400台目という重要なマイルストーンを達成し、今年度も堅調な業績を見込んでいます。同時に、次世代 Quantum X システムに対する産業需要の著しい増加を実感しており、特にオプティクス製造とフォトニクスパッケージングの分野でその傾向が顕著です。この動向は、学術研究のパイオニアから、主要な研究機関や産業生産環境向け高精度マイクロファブリケーションソリューションの信頼されるプロバイダへと進化したNanoscribeの歩みを裏付けるものです。ターンキープロセスライン製品のラインナップと、Lab14グループ内での位置づけがこれをさらに強固なものにしています。
2007年の創業以来、Nanoscribeは二光子重合(2PP)ベースの3Dプリンティングのパイオニアとして、高精度3Dマイクロファブリケーションの分野を牽引してきました。この中核技術を基盤に、2GL®グレースケールプリンティングやAligned 2-Photon Lithography (A2PL®) など独自の革新技術を継続的に発表し、自動化、スループット、使いやすさを重視した開発を進めてきました。
2025年には、Photonic ProfessionalおよびQuantum Xプラットフォーム合計で400台目のシステム販売という重要なマイルストーンを達成しました。基礎・応用科学の研究や探索的研究を支える技術として出発したものが、産業顧客からの採用も広がる製造ソリューションへと成熟しています。
Nanoscribe―長期的なテクノロジーパートナーとして
「400台の販売達成は単なる数字のマイルストーンにとどまりません。これは、お客様がNanoscribeを長期的なテクノロジーパートナーとして信頼してくださっている証です」と、CEO兼共同創業者のMartin Hermatschweilerは述べています。「アプリケーション志向の研究と産業界の双方から、力強く高まる関心を実感しています。これは、特にオプティクス製造とフォトニクスパッケージングにおける、当社製品への明確な市場ニーズを示しています。ターンキープロセスラインソリューションにより、お客様が少量のプロトタイプからスケーラブルな生産へと移行できるよう支援しています。」
産業需要の高まり
2025年、産業顧客がNanoscribeのビジネスに占める割合は増加しており、3台に1台が産業向けに納品されています。主に需要を牽引するのは、フォトニクスパッケージングアプリケーション向けのアライメント3Dマイクロプリンティングであり、チップ、チップエッジ、光ファイバー、ファイバーアレイ、ウェハ上の光学カプラインターフェースなどが挙げられます。最高100 nmのアライメント精度で光学品質の表面を造形できる能力により、NanoscribeのQuantum Xシステムは、低損失光インターコネクトおよびビームシェーピングコンポーネントの生産対応ツールとして位置づけられています。
この傾向は、スタンドアロンシステムにとどまらず、産業環境・統合・標準化・高スループットを目的としたターンキープロセスラインソリューションへと拡張された同社のポートフォリオの充実と密接に連動しています。
成熟した強靭な企業として
Nanoscribeの産業的プレゼンスの高まりは、イノベーションへの継続的な投資と顧客中心の組織力によって支えられています。同社は、世界的な経済不確実性の中でも収益性と業務レジリエンスを維持しながら、引き続き従業員の35%以上を研究開発に充てています。Lab14グループへの参画は、先進的な3Dナノ/マイクロ加工の産業生産システムプロバイダとして、Nanoscribeの立場をさらに強化しています。
2025年の力強い成長を経て、Nanoscribeは今後の数年間も継続的な成長を見込んでいます。産業アプリケーションが大きな牽引力となり、フォトニクスパッケージングが最もダイナミックな市場セグメントの一つであり続けることが期待されます。